美食とビールがマリアージュする独特な文化
ベルギーはビール大国であるということはここ数年で日本でも徐々に認知されてきています。もちろんベルギー全土でビールは造られているわけですが、KINKI Beer Shopではベルギーを二分する言語・文化圏のなかで北半分に位置するフランダース地方に注目しました。
アントワープやブルージュ、ゲントのようなベルギーを代表する都市はフランダース地方に集まっています。昔から産業・経済が活発なこの地方、ビールの醸造も盛んで、独自の多彩なビール文化が花開き、また守られてきました。何故でしょうか。
ベルギー人は歴史的に周囲の国々から侵略されてきた苦難の歴史を背負っています。そんな歴史の中でだからこそ、美食とビールがマリアージュするような独特な(変わった)文化を形成してきたのです。
フランダース地方の多彩なベルギービール
そしてもうひとつの側面、ベルギー人の保守性(特にフランダース人の頑固さはヨーロッパでも指折りだといいます)があります。彼らはベルギービールを外に持ち出そうなんて考えもしなかったのです。
ですから「ビアハンター」マイケルジャクソン氏が紹介するまでは、近隣のヨーロッパ諸国の人達も「ベルギー人は変わったビールを飲んでいる」という認識しかなかったそうです。
ついに秘密のベールを脱いだベルギービール。そして今現在日本でもたくさんのベルギービールが輸入されており、幅広く楽しまれるようになりました。KINKI Beer Shopではそれをさらに掘り下げ、文化の融合と昇華というにふさわしい、多彩なフランダース地方のベルギービールの真価をお届けしていきたいと願っています。
Comment Closed
Comment form is closed. You can contact me if you have something important to say about this topic.